BOØWY関係の話題や、ギター弾きの個性とは何ぞ?をテーマに書いてます。ココに書いてある内容は、あくまで俺の意見であり、皆様に押し付けるモノではありません。加筆・修正することもあるのでたまに過去の記事を読み返すと面白いかも・・・? Driving the TEJ !
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なんか、最近のBAD FEELINGって、みんなディストーション・サウンドで弾くのね。
最近の布袋氏本人もクランチ気味のサウンドで弾いてて(↓に動画あり)
「あぁ、そうなんだ・・・」
って思った(笑)
というのも、あのリフってコンプがガンガンに効いたマイルドなクリーン・サウンドでポコポコ、キュッキュ言わせながらさぁ(笑)弾くのがキモだと俺は思っていたから。
クリーンでやってこそ!みたいなのがあって。ディレイだって使うもんか!的なさ(笑)
BOØWY期って、クリーンだったのにな。
布袋氏の聴いてると歪ませてても1音1音キレイにハッキリ出てる感じなんだけど(さすが本家!あたりまえか・笑)、ヘタに歪ませると、変にごまかし効いちゃうんだよね。
俺も中々納得のいくプレイは出来てないんだけど、ずっとクリーンで勝負してやる!(爆)
オケを作ったら、ちゃんと弾いてみよう^^
ということでピックアップはシックリとハマれば言うことは無いのですが、良いピックアップは相性が悪いとヘタをすれば高性能が逆にアダとなってショボい部分を倍増させてしまうリスクもあるので気をつけてくださいね。
さて、ギターの音色や総合的なサウンドを決定付ける要素はピックアップとボディだけではありません。
ナットの素材にネックの材、フレットの高さや大きさ、材なども少なからず影響してきます。
弦は比較的わかりやすいですね。太いセットなら太い音がしますし、細いセットならやや細い音になります。
俺は久しぶりにギターを弾いてYouTubeにアップしてますが、以前に使っていたセットではテンションがキツ過ぎて、一つ下の細いセットに張り替えました^^;
弾きやすいですが、やっぱり少し線が細い感じがしますね。慣れてきたら元のセットに戻さないと・・・。
さらには内部のバッテリーの種類(メーカー)、配線の種類、部品など、この辺まで来ると俺にとっては未知の世界です^^;
どれも比較してみたことはないですね~。してみたら面白い発見があるのでしょうか・・・?
とりあえず、ギターに付いている様々な部品の1つ1つが、出力される音に影響を与えていると言っても過言ではないのかもしれません。
ギター以外では、自分の手、シールド、エフェクター、アンプ等など・・・。さらに様々な要素が影響してきます。音作りは一筋縄ではいかないですね。
だからこそ、面白いのでしょうけど。その辺のこともこれから書いていこうかと思ってます。
布袋氏はBOØWY期にEMG-SAというピックアップを使用していた時期がありました。これもドンズバということで、フェルナンデスのF.G.I.のピックアップから交換する人も多いみたいですね。
俺の知り合いにもEMG-SAに交換した輩が居ました。実際に俺の環境で、割と大き目の音で弾かせてもらったことがありますが、劇的に音質が変わったという印象はありませんでした。F.G.I.よりもやや粒立ちが揃っていて、少々中域寄りの音になったかな・・・?という程度でした。エフェクトのノリはアクティヴなので良いのは当然ですし、サスティンもそんなに違いは無かった様に記憶してます。
結果的に俺の印象ではF.G.I.は少しワイルドでじゃじゃ馬的(悪く言えば行儀が悪い・笑)、EMGは素直な優等生といった感じを受けましたね。特に交換する必要も無いと判断して、俺はF.G.I.のまま使ってます。
というか、EMGにピックアップを交換しようと思っている方、少し考え直してみてはどうでしょうか? というのも、EMGのようなシングルでアクティヴ・サーキットのピックアップは、ボディの材の特長が割と影響してきます。ストレートに出るといえば良いのでしょうか。
布袋氏のTEJはボディがアルダー材です。しかもセレクトされた良い材を使っています。アルダー材の特長は中域にコシがあり、ストレートで枯れた味わいです。
EMG-SAは元々はストラト用に開発されたピックアップなのですが、もしかしたら布袋氏はアルダー・ボディのおいしいところ(特性)をストレートに、そしてパワー・アップして引き出すためにSAをチョイスしてテレキャスにマウントしたのかもしれません。もしそうだとしたら、これは極々自然な流れだと思うのです。特性的にも相性はバッチリでしょうし。
しかしながら、後期のTEJや布袋モデルの材はバスウッドに変更されています。バスウッドにEMGをマウントしても、アルダーの音はしません。バスウッドに中域の特性はあったっけ・・・?とにかくバスウッドはバスウッドの音なのです。
バスウッドが悪い材と言ってるわけではありません。ですが、この価格帯の量産されたTEJに素晴らしいバスウッドが使われているとはちょっと思えないのです。
初期型のアルダー・ボディならまだわかりますが、これまたピンからキリですからね^^; まぁ、そういう俺もバスウッド・ボディの布袋モデル使ってますよ(笑)
EMGを試してみて、どうしてもEMGの音が欲しいのなら交換するべきです。しかし、「布袋が使っていたから」とか「ただすすめられて」とかいう理由なら交換しないほうがいいと思います。そんなに安いものでもないですし。
ピックアップで音が劇的に変わるのなら、わざわざ手に入りにくい木材を使うより、その辺の木を切り倒してギターを作ればいいと思いませんか?(笑)
でも、そうではないと思うのです。まぁ、本人が納得して満足してるんなら、それが一番なんでしょうけどね^^
F.G.I.はEMGを参考にフェルナンデスが作ったコピー作品という人もいるようですが、俺にはどうでもいいことです(笑)。F.G.I.も、結構良いピックアップだと思いますよ?
こういう言い方が良いかどうかはわかりませんが、リアル・レザーもいいですが、フェイク・レザーにはフェイク・レザーの良さがあります。それがわかってからでも遅くはないです。
今回と前回はちょっと辛口気味になってしまいました^^;
これはあくまで俺の意見で、押し付けるつもりで書いたのではないので悪しからず・・・。