BOØWY関係の話題や、ギター弾きの個性とは何ぞ?をテーマに書いてます。ココに書いてある内容は、あくまで俺の意見であり、皆様に押し付けるモノではありません。加筆・修正することもあるのでたまに過去の記事を読み返すと面白いかも・・・? Driving the TEJ !
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さて前回、素材の良さを引き出すのも、逆に潰してしまうのも、全て弾いている本人である。という話を書きました。今回はもう少し突き詰めて書いてみます。
特にエフェクターについて、例えば布袋氏が使用しているディストーションをA社、使いこなしのレベルを5とします。
布袋氏のコピーをしているQさんは、ネットでVさんからドンズバのA社のディストーションを買えば間違いないとすすめられます。
Qさんは布袋氏と同じA社のディストーションを購入しました。しかし使いこなしのレベルは1なので、サラリと弾いたところ、全く出音が別物になってしまっています。
Qさんは「何コレ?全然違うジャン。使えね」と思いました。
いかにもよくありそうなパターンですね(爆)
このパターンは、両者に問題があります。
まずVさん。布袋氏がA社のディストーションを使っているからといって、Qさんにすすめても、布袋氏とQさんは別人です。なのに、なぜ間違いないと言い切れるのでしょうか?何を根拠にすすめているのでしょう?
布袋氏と同じエフェクターを買っておけば間違いないと思い込んでいる典型的な例ですね。
しかしVさんにとっての重要なファクター(音色や機能)がQさんにとっても重要なファクターとは限りませんし、ディストーションに至っては、様々な種類のエフェクターが存在します。
例えば、QさんがB社のディストーションなら、使いこなしのレベルが5になるとします。するとレベルが同じ分、ソレっぽい音が出せるかもしれません。従ってすすめるならB社のディストーションですよね?
しかし、Vさんにソレがわかるはずもありません。Qさんじゃないのですから。結局、Qさんが自分で試行錯誤して見つけるしかないのです。
次にQさん。サラリと弾いた程度で「使えない」と言うのはもってのほか。ココでネットで質問する人が多いのでしょうね。
それは「使えない」のではなくて、「使いこなそうとしてない」だけです。ここでまた違うディストーションを買っても、結果は似たようなものでしょう。運がよければ、バッチリはまるエフェクターに巡り会うかもしれませんが・・・。可能性としては低いでしょう。
大体使えないエフェクターなんてあるのでしょうか?
使いこなせないエフェクターはあっても、使えないエフェクターなど今時無いでしょう(自分にも言い聞かせ・笑)
それから自分で使う、必要なエフェクターくらい、自分で見つけましょうよ。と言いたい(笑)
俺はBOØWYのコピーではDigitechの2112のみ使用しています。これ1台で十分です(笑)
自分がソックリな音を出していると言いたいのではありません。俺にとってはこれ1台で思い描くサウンドを出すことが可能なだけなのです。勿論、使いこなしている自信はありますよ(いずれにしても完璧ではないですが)。
俺がそう思い込んでいるだけかもしれません。でも、それでいいんですよ。これが俺のシックリ来る相棒であり、サウンドなのですから。ココでは聴き手の好き嫌いは別としてね。
誰かがアレコレでかいマルチやコンパクトをいくつも買って、設定、接続方法云々言ってる間に、俺はギターを弾きまくるだけです。