BOØWY関係の話題や、ギター弾きの個性とは何ぞ?をテーマに書いてます。ココに書いてある内容は、あくまで俺の意見であり、皆様に押し付けるモノではありません。加筆・修正することもあるのでたまに過去の記事を読み返すと面白いかも・・・? Driving the TEJ !
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
それでは右手編、行きますか(笑)
まずピッキング。
よく「爪が削れるほどハードなピッキング」などと書いてあるのを見かけますが、布袋氏はピッキング・ハーモニクスを爪を使って鳴らしてるんでしょうかね?
それとも、爪が割れるほど強力なピッキングなのでしょうか?(笑)
俺は過去に30曲近くを演奏するライヴをしたことがありますが、そのような経験が無いので何とも言えません。恐らくそれほどハードな・・・ということなのでしょう。
ピックに関してはBOØWY期は三角形、いわゆる「おにぎり型」のピックでしたね。当時はどこの楽器店に行っても「布袋ピック」が必ず置いてありました(笑)
硬さに関しては自分の好きなのを使えば良いかと・・・。ただ、あまりに柔らかすぎるのは鋭くて細かいカッティングには向いてないかもしれません。硬めが妥当でしょう。
次にミュート奏法。
右手の小指側の腹をブリッジに軽くのせて弾くと、スタッカートがかかったような音になります。これがミュート奏法です。布袋氏はコレをうまく使って、プレイにメリハリをつけていますね。
1拍目と4拍目をオープン、2拍目と3拍目は8(分)でミュート・・・というのはよく使われるパターンですね(B・BLUEやNO.N.Y.のAメロなど)。
ミュートは右手がネック側に行くほど顕著になりますが、ブリッジをはみ出すほど内側に右手を置きすぎると音自体しなくなってしまいます。自分でベスト・ポジションを探してみてくださいね。
また、ミュートとオープンの中間くらいの感じを「ハーフ・ミュート」と言う場合もあります。
ヒムロックが歌ってる時はミュートを含んだプレイ、サビやソロになると大暴れ(爆)というのも1つのスタイルでしたね。
それから、BOØWYをコピーしてる人達が意外と見落としてるのではないのかなぁ・・・?と思うのが「チョップ」です。これはチョッパーとはまた別のモノです。名前が似てるので間違えやすいかもですが。
チョップとは・・・。
例えば、1弦12フレットのE音を弾くとします。このE音をただポ~~~ン♪と弾くのではなく、この1弦12フレットの低音弦側からスイープ・ピッキングをするようにブラッシング音を加えてアクセントを付ける奏法をチョップと言います。
勿論、鳴らすのは1弦12フレットのE音のみです。それよりも低音弦側、すなわち5~2弦(弾き始めは6弦でも4弦でもどこでも構いません)はブラッシング(ミュート)します。
う~ん・・・、ちょっと言葉で説明するのは難しいですね^^;
次回、動画を使って解説します。
RUNAWAY TRAINといえば、ソロでのエフェクティヴなサウンドが印象的ですよね。 作ってみました。ウニョウニョ・サウンド(笑)
この手の音ってドンズバなら作れて当然なんだけど、全然違う所からひっぱってきて作ってるっていうのが自慢の音燬です(と布袋風に言ってみる・・・^^;)
最初のウネウネ、アレは何だと思いますか・・・?
・・・実はコーラスで作ってます。あの音がなんとコーラスなんです(笑)
フランジャーで作ったら、もっとエグイかも(笑)
で、次のピッチが変わる「変」なディレイはディレイで作ってます。何の変哲も無い、ただのディレイです(笑)
ただのディレイなのに、どうしてピッチが変わるのかって?
・・・それがミソなんです。マルチを使いこなしてる人なら簡単にタネ明かしするだろうけど(笑)
ちなみに、これは一発録りなんで弾きながらツマミうにょうにょなんてことはしてませんよ(爆)
コンパクトだとさすがに無理かもしれないけど、最近のマルチを所有している人なら、割と簡単に作れるんではないかと・・・。興味無いだろうけど(爆)
ベーシックな音以外で音作りしたのは、本当に久しぶりでしたが、付き合いが長いエフェクターなので、意外と短時間で作成できました。
SPX代わりといい、コイツ(Digitechのマルチ)は本当にいい相棒です^^
そうそう、ギターから離れる前に、布袋氏自身のプレイ・スタイルに目を向けてみましょう・・・。
まず、左手。
GIGの時の布袋氏はストラップを長めにし、ギターの位置は低くしています。従って、フォームは自然とシェイク・ハンド・スタイル(親指が6弦側に出る握り方)になりますね。6弦側のプレイでは、親指をよくウニョウニョしてるのが見受けられます。
あの低さでクラシック・スタイル(親指がネック裏に位置する握り方)でコードを押さえてキレイに鳴らすのは、布袋氏の言い方を真似ると「ある種不可能だよね」です(爆)
よっぽど手が長い人は出来るかもしれませんが(笑)
まぁ、このスタイルだと小指が使いにくくなってしまうのですが、BOØWYを演奏する分には問題は無いと思います。
で、BOØWY期は結構トリル(ハンマリングとプリングを素早く繰り返すテクニック)を多用してますね。
それから派手なグリッサンド。
ウィン♪ウィン♪ウィ~~~~~ン♪みたいな(笑)
到達点は適当でチョーキングで終わる場合が多い。
なんちゃってアーム奏法とでも言えばいいのかな(笑)
あとヴィブラートは変調幅が小さい細かいヴィブラートが多いように感じます。
6~4弦は下方向、それ以外は上方向にヴィブラートをかけるみたいですね(確かですが)。
まだ何かあったかな・・・。
とりあえず、思い出したらまた書きます(笑)
次回は右手。