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BOØWY CØLUMN - ボウイ コラム

BOØWY関係の話題や、ギター弾きの個性とは何ぞ?をテーマに書いてます。ココに書いてある内容は、あくまで俺の意見であり、皆様に押し付けるモノではありません。加筆・修正することもあるのでたまに過去の記事を読み返すと面白いかも・・・? Driving the TEJ !

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前回も書きましたが、ピックアップがハムのギターでも、それなりの音は作れると俺は思います。「ハムだから無理」とか「機材が違うから無理」とかいう考えは結局、そのギターや機材を理解しようとしていないだけだと思うのです。

どの楽器や機材にも特徴というものがあります。すなわち長所や短所です。おそらくそういう考えを持つ人は短所しか見ていない、あるいは食わず嫌いとでも言えばいいのでしょうか。もっと頭を柔らかく、色んな角度からギターや機材を見てみてください。
どう頑張ったって無理だったというのなら仕方ないですが、でも可能性は無限にあると思いますよ(ちょっとオーバーかもしれませんが)。

それから、他人に「その機材は違う」とか「使えない」などと言われて自分の感性を捨てるのはもったいないです。
自分が使いやすかったり、いい機材だと思ったら使い倒してください。また布袋氏が使っていないからといって数ある機材に目もくれないのももったいないです。
俺は、ドンズバばかりを揃える必要は無いと考えます。

さて、話は逸れてしまいましたが、ピックアップの話に戻ります。

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まずはアクティヴ・サーキット。
これはプリ・アンプを使用して信号をブースト(増強)したりカット(減衰)させる回路を持つピックアップのサーキットのことです。
プリ・アンプを駆動させるためにはバッテリー(電池)が必要なため、コストがかかりますがノイズが少なく、レンジも広いという特徴があります。
ちなみにギターに付いているジャック(シールドを差す所)にシールドのプラグを差し込んだ瞬間にパワー・オンになるので、弾き終わったあとはシールドを必ず抜いてくださいね。

次にパッシヴ・サーキット。
プリ・アンプなどを使用していない回路は、このパッシヴ・サーキットに区分されます。
バッテリーを使用していないのでコストはかかりませんが、ノイジーです。

TEJに搭載されているピックアップはアクティヴ・サーキットです。
そういえば前回書き忘れましたが、このピックアップは高さも調整できます。この高さを変更することによって、各弦の音量や音質を調整できることも覚えておいてくださいね。

少し話は逸れますが、以前はTEJにもリアにF.G.I.のハムバッカーがマウントしてあるモデルがありました。
俺が過去に使用していたTEJ-80というモデルです。
ちなみに・・・、

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ピックアップとはそもそも何ぞや?

ピックアップとは、ボディ(ネックとブリッジの間)にマウントされている部品で、弦の振動を電気信号に変換する装置のことです。語弊があるかもしれませんが、ギターのマイクのようなものですね。
弦を弾くとその振動がピックアップに伝わり、電気信号に変換され、それがアンプによって増幅され音が出る・・・といった感じでしょうか。

で、大まかに分けてピックアップにはシングルコイル・ピックアップと、ハムバッキング・ピックアップ(ダブルコイル・ピックアップ)があります。
サスティナーなど特殊なモノもありますが、また別の機会に・・・。

シングルコイル・ピックアップはTEJにもマウントされていますね。
一般的な特長としては、高域から低域まで幅広いレンジを持ち、非常にストレートでクセの無い音がします。ただ構造が単純な分、誘導ノイズを拾いやすいという点もあります。

一方のハムバッキング・ピックアップ(以降ハムバッカー)の一般的に言われている特徴は、シングルコイルに比べてノイズが少なく、中低域にクセがあり出力も大きいということです。
磁石の向きや巻き方向を逆にしたコイルをN極とS極として組み合わせ、直列に配線すると信号は2倍になり、しかもノイズはN極とS極で打ち消し合うという仕組みです。
しかし、その過程で僅かに高域が減ってしまうというリスクもあります。それがウォームなサウンドに一役かっているという側面もあるのですが。

そして、シングルとハムバッカーの中に、パッシヴとアクティヴのサーキットがあるのです。
さらに次回・・・。

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