BOØWY関係の話題や、ギター弾きの個性とは何ぞ?をテーマに書いてます。ココに書いてある内容は、あくまで俺の意見であり、皆様に押し付けるモノではありません。加筆・修正することもあるのでたまに過去の記事を読み返すと面白いかも・・・? Driving the TEJ !
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それではいよいよエフェクターの話に移っていこうと思います・・・。
そもそもエフェクターとは何なのか・・・?
単刀直入に言うと音に「効果を与える」魔法のアクセサリーです(笑)。
でもココ肝心。あくまで効果を与えるモノ。まずこのことを頭にとどめておきましょう。元々の音が悪くなっても(電気的な話)良くなることはありませんし、何が何でも必要なモノ、単純に音を作り出すモノとは言い切れません。
よく「エフェクターで音を作る」と言いますが、俺は基本的にギターとアンプで基本となる音を組み立てておくことが先ず大事と思います。ソコに「効果を与えて」行くのです。すなわち味付けとでも言ったら良いんでしょうか。
音を作るというよりも、音をコーディネートする。と言ったほうがシックリ来るかもしれませんね。
そう、エフェクターは、すなわちアクセサリーなのです。あなたが服を着て何か物足りないと思ったら、帽子やブレス等のアクセサリーを買いますね?
しかし、服だけで十分という人、必要のない人は買いません。
また、アクセがあっても、肝心のアクセを付ける機会がなかったり、付け方がわからないと、ソレはただの「モノ」でしかありません。さらに、付け方がわかっても、それが間違ったおかしな付け方だと逆に自分のイメージを最悪壊してしまうかもしれません。
つまり、その効果が欲しいと思ったときが必要なときなのです。あなたが掲示板などで「あの音をだすには何を買ったらいいのでしょう?」と質問してかえってきた返事どおりのエフェクターを買っても、今度は使い方がわからないはずです。これでは全く意味がないですね。
あなたがイメージする音を再現するには、どのようなエフェクターが必要なのか、ソレを自分で知ることが第1歩ですね。
今は動画でエフェクターの効果を知ることも出来ます。色々調べてみるのも楽しいものです。どうしてもわからなかったら聞いてみる。それからでも遅くはありません。誰も逃げませんから(笑)
例えば、先程動画の話をしましたが、BOØWYや布袋氏のコピーをして動画サイトにUPしている人は沢山います。その人達の音を参考にするのも良いかもしれません。
ただ、パラメーターやセッティングを質問するのはちょっとどうでしょう?
この音は・・・、あのエフェクターで・・・、こんなセッティングで・・・、と想像力を働かせるのが大切です。でないと、いつまでたっても自分でイメージする音をコーデすることはできません。
ましてや、コピーしてる人のコピーをして自分は満足できるのでしょうか・・・?
あなたにしか奏でられない音というものを出せた方が、何十倍もカッコ良いですよ。
試行錯誤して盗んで(技を)吸収して、自分のモノとして再現できるように楽しみましょう。
ココがその手ほどきになれば良いのですが・・・(何様・笑)。
このライヴの後、メンバーを変えて再びBOØWYのコピー・バンドを組みましたが、あのようなエキサイティングな出来事は最初で最後でした。ホントに良い経験をさせてもらったと思ってます。
BOØWYをコピーしてて、例えばソロとかをアレンジして弾いても「お~!」と思う人と、「もしかして弾けないからごまかしてる?」と思う人がいるみたいでさ(笑)
だからつい、普通にアレンジするんじゃなくて突拍子も無いことしなきゃわかってもらえないのか?とか、色々悩んだ時もありましたね。
ピッチ・シフターのフィードバック上げまくって変態サウンド作ったり、ディレイでハモってみたり、色々してたな(笑)
中には全く同じ演奏でないと認められない的な人もいたりして。
「ソックリ」と言われてもそんなに嬉しくないのは、こういった意見からの反動もあるのかもしれません。
それこそ、以前書いたけど俺は布袋氏じゃないし、「(音燬)らしいギターだね」と言われたほうがよっぽど嬉しいっていうか。
コピーでそれを求める俺がおかしいのかもしれないけど、でも、何にせよ「その人らしさ」ってあると思うんだよね。
何て言ったらいいんだろ。語弊があるかもしれないけど、いつも言うんだけどキレイな音って面白くない。美人は3日で飽きます(笑)。
布袋氏のコピー(カバー)してる音を聴く機会がよくあるけど、みんな似たような音で個性が無いと言うか・・・、勿論、おっ!?と思うような人もいますよ。技術的に上手い人もいっぱいいます。でも、ほとんどの場合同じように聴こえる感じです(テクニックとかじゃなく基本の音色とかが)。
偉そうに書いて申し訳ないですが他の人にしてみたら、俺の音がありがちとか汚い、悪いって言われるのもしょうがないですけどね^^;
まぁ、でも俺は俺なりに誰にも真似出来ない(しにくい)、作れない音、弾き方ってのを目指してはいます。歪み1つ取っても、どうやったらこんな音になるのん!?的なさ。
それが多少聴き辛い音であっても、俺の個性として貫きます。それは昔から。まだまだですが・・・。
コピー(カバー)だから同じような音になって当然だろ!って意見が大半だと思うけど、でも個性って、やっぱり大事だと思うわけで。バンドを通じて強く感じました。
とにかくワールドワイドに行きましょう!(笑)
海外の人がよく言うでしょ?
「日本人はどうして皆同じような格好してるんだ?」って。
はい。余計なお世話でした(笑)
さて・・・、いよいよエフェクターの話に行きますか・・・。
いよいよ出番。
今回は演奏の前に簡単なインタヴューがあった。ラジオ、そしてテレビ放送もされるので、カメラも動いていた。
一応、リーダー?のTAKAがインタヴューに答える。
TAKAは、このライヴのために「FUNNY-BØYS」のフェイス・ペイントを施していた(笑)
MCも早速ソコを突っ込む(笑)
「FUNNY-BØYS最高!」
・・・素人丸出しだ(爆)
俺は音を出したかったんだけど、ブンッてやったら「シーッ」てされたので(爆)、仕方なくジッとしてた。そのうち演奏を促され、結局アンプに触れられずに、前のバンドのセッティングのまんまで演奏せざるを得なくなってしまった。
「はぁ・・・」
1発目はIMAGE DOWNだ。
調子は悪くない・・・。が、音が少々イメージと違うので気になる。
ギター・ソロ。
真ん中に歩いていく。スポットライトが俺1人を照らしている。
「俺ってスゲ~ッ!」
いや、別に俺が凄いわけではない(爆)。ライトは眩しかったけど、凄く気持ちよかった。
後でTAKAが絡む。
そしてソロ明け、ベースとドラムの一騎打ち。
この間にアンプのツマミを回した。
その後TAKAと俺で客を煽るが反応はほぼ無し(笑)。まぁ、俺らだけを観に来てる客とは違うから当たり前なんだけど。
TAKAと目で合図。ギターが入ってエンディングへ。
次はいよいよONLY YOUだ。
HIROAKIのカウントが入る。
ダダダダ・・・・♪
「あ・・・・・」
HIROAKIが明らかに走っている。
・・・結局、出だしで大失敗・・・。
TAKAが歌いだし、そこからギターをかぶせる。
最悪の展開。
ステージの裾でスタッフがこける仕草を見せる。
イラッ!
・・・その後も少し噛み合わない箇所が出て、出来はお世辞にも良いとは言えなかった。
「終了~(笑)」
一通り出場バンドの演奏が終わると、審査が始まった。
その間、プロのアーティストがステージに立って歌ったんだけど、誰だか忘れた(爆)。確か女性だったんだよな~。
TAKAのテンションが異様に高くて、ステージ上のアーティストに大きな声で黄色い声援を贈っていた(笑)
もはや、結果などどうでも良い様子だった。ってか、あんな演奏で選ばれるはずが無いとわかっていたのだろう(笑)。勿論、俺もそう思っていた。
そして結果発表。
・・・俺らのバンドの名前は呼ばれなかった。
TAKAは最後までテンションが高かった(笑)
俺も演りきったって気分で一杯だった。他の皆もきっとそうに違いなかった。
とりあえず、これで一先ずこのバンドの活動は終了となる・・・。