BOØWY関係の話題や、ギター弾きの個性とは何ぞ?をテーマに書いてます。ココに書いてある内容は、あくまで俺の意見であり、皆様に押し付けるモノではありません。加筆・修正することもあるのでたまに過去の記事を読み返すと面白いかも・・・? Driving the TEJ !
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今回はJCセッティングの謎・PART2的な(笑)
昨日の記事にも書いたのですが、アンプについてちょっとした疑問があります。
それは、何故2台で鳴らしているのか?ということです。
例えば、AMBITIOUS TOUR辺りのJC-160とGA5000、LAST GIGSでのJC-160とMesa/Boogie MKⅢなどのトランジスタ&チューブ・アンプの組み合わせなら、キャラクターの違うサウンドのMIX効果を狙っているのかな・・・?とか、JCを歪ませて使うのはキツイので歪み対策・・・?とか色々推測も出来ますが、問題はJC-160を2台鳴らしている場合です。
単純に「ステレオ化」とも考えられますが、しかし皆さんご承知の通り、ジャズコは内蔵のコーラスを使用すれば、1台でも十分ステレオ化できるのです。
CASE OF BOØWYではJC-160を2台、しかも内蔵のコーラスを使用しています(一応、写真ではそういう設定にはなっている)。ということは、本来なら1台でステレオ化できるわけです。しかし、2台鳴らしてるんですね。単純に2台の方が音圧が上がるということなのでしょうか・・・。
さらにココでもう1つ疑問が出てきます。それは、マイクのセッティングです。
JCでコーラスを使用しているのなら、普通に考えればマイクを2本立てるか、スピーカーとスピーカーの間、中心部分を狙ってマイキングすると思うのですが、何故かマイクは左側のスピーカーに向けられているのです。普通の大型のアンプに対するマイクのセッティングと同じなんですね。
コレだとオン気味になってるだろうし、エフェクト音が拾えないような気が・・・。う~ん・・・。実はジャズコのコーラスは使ってなかったんですかね?
ライン録りも同時にしてて、後からMIXしたとか・・・?でも出音はコーラス効果は極薄いし・・・。
そしてもう1つ。2台のアンプの接続方法。
自サイトのアンビシャス・ツアー期機材の布袋氏直筆の資料を見る限り、NEXTのコーラスから2つのアンプにステレオ化されているようにも見えますが・・・。
まぁ、このシステムなら納得はできるのですが、やはりCASE時などのジャズコ2台となると疑問が・・・。
恐らくCASEの頃にはもう、NEXTのコーラスは使用していないと思うんです。2台のアンプに分岐させるとするなら、普通に考えると空間系のエフェクトなので、SPX-90辺りになると思うんですね。
もしかして、もう1台はSPX使用時しか鳴ってないとか・・・?(笑)・・・それはありえないなぁ・・・。
それとも普通にモノラル出しで、実はジャズコ2台をリンク接続してたとか・・・?
う~ん・・・。まだまだ謎だらけです。
しかし、なんでBOØWYのカヴァーをする人達は、エフェクトにはこだわるのに、アンプ2台鳴らしてる人はあまりいないんでしょうか・・・?(笑)
まぁ、俺もそうなんだけれども、現実的に考えて2台鳴らすのは色々な理由で厳しいですからね(爆)
よくよく考えると謎シリーズ、もう70なんですね(笑)
自分のことなんだけど、似たようなこと書いてるとはいえ、よく続いてるなぁ・・・(爆)
さて、コーラス補足!
コーラスについてはコンパクトだったり、ラック・マウントだったり、アンプのコーラス(ジャズ・コーラス)だったり、一貫性はありませんが、ほぼ全期間に渡って使用されていたと考えられます。特に中期はフランジャーかと思うほどのウネリの強い、深いかけ方をしていますね。
ちなみに以前に書いたJCセッティングの謎で紹介した画像、あの画像のコーラスの部分は、スイッチがCHORUS、ツマミはRATE、DEPTHとも5の位置になっています。
JC-160ではCHORUSではRATE、DEPTHの調整は出来ません。VIBRATOのみで有効になります。なので、とりあえず5の位置に合わせてあるだけなのでしょう。
すなわち、CASE OF BOØWYではジャズコのコーラスを使用していたと考えられますね。
このことに関しては謎も多いのですが、内容ついては次回(?)のアンプの話題の時にでもまた書こうと思ってます。
初期は割と素直というかストレートなコーラス効果、中期はアクが強いコーラス効果、後期はダブリング・コーラス的な効果を狙うのがそれっぽくなるかと。
まぁ一貫して言ってることですが、使うか使わないかはあなた次第です。
使うのなら、「わからない」や「人に聞く」のではなく、あなたが思いつく限りの全てのセッティングをまず、試してみてください。これは全てのエフェクトに言えることです。
ディレイの補足、行ってみよう!(爆)
ディレイに関しては、初期の頃が特にトリッキーな使い方をしていましたね。
THIS MOMENTやMY HONEY等でその技を存分に聴くことができます。特にTHIS MOMENTでは、曲前やソロのホールド、ソロやエンディング時のロング&リピート・ディレイ、2度目のAメロ4小節目のショート&リピート・ディレイ等、1曲の中で様々なディレイ効果を使い分けています。
中期、JUST A HERO TOURやCIRCUS TOURの頃はショート・ディレイ(ダブリングではない)を「ほぼ」かけっぱなしにしているような印象を受けます。短いディレイ・タイムで2~3回(あるいは1回?)小さく返ってくるリヴァーブのような効果のセッティングですね。
後期に関しては、中期と似たようなセッティングもあれば、ディレイもコーラスも隠し味程度の極々シンプルなサウンドのセッティングの場合もありました。
ディレイといえば、ダブリングが非常によくピックアップされているようですが、どうなのでしょう?
俺個人としては、ダブリングはディレイでは使用していないと思います。ソレっぽく聴こえるのは、コーラスのディレイ・タイムが影響しているか、もしくはディレイでコーラス効果(モジュレーション)をプラスしているかのどちらかだと思うのですが。
可能性としては、前者かな・・・?う~ん・・・。
でないとディレイがいくつあっても足りないような気が・・・(爆)
今回はこの辺で・・・。