BOØWY関係の話題や、ギター弾きの個性とは何ぞ?をテーマに書いてます。ココに書いてある内容は、あくまで俺の意見であり、皆様に押し付けるモノではありません。加筆・修正することもあるのでたまに過去の記事を読み返すと面白いかも・・・? Driving the TEJ !
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初心者がやってしまいがちな3拍子。
なんでもかんでも深くかけ過ぎてしまう例。ココでの「かけ過ぎ」とは種類(数)のことではなく、個々のエフェクトを必要以上に深くかけ過ぎてしまうということです。
例えばディストーション。コレは①にも共通する事例ですが、とにかく歪ませてしまう例。
音が伸びるし、少々のミスも深い歪みによって誤魔化されてしまうので、自分の腕が上達したような錯覚に陥りますが、冷静に聴いてみると、ノイジーで耳にキンキンする演奏とは呼べないような状態のはずです。
コーラスのかけ過ぎ。コーラスはクリーン・サウンドの白玉なんかにかけると、とても気持ち良い音色になりますが、変調が気持ち悪くなるほどのかけ過ぎ等は禁物。
他にもディレイも気持ち良いエフェクトですが、知人に「かけっぱだと適当でもなんとなくソレっぽく上手く聴こえる」などとほざくバカヤロウがいました(爆)
そのような使い方は控えた方が良いですよ(笑)
とにかく、エフェクターをいじり始めの頃って、深くかけたくなるんですよね。わかります。俺もそうでしたから(爆)
コレは全てのエフェクトに言えることですが、自分で気持ち良いと思う所よりもやや控え目にかける程度のほうが、結果的には良い場合が多々あります。
プロの音を聴いても、作り込まれているようで、実はシンプルだったりすることはザラです。あまり難しく考えず、直感で突き詰めていった方が良い結果を得られる場合もありますよ。
それから、先程(今まで)の悪い例で挙げたような音作りを、「敢えて」する場合もあります。何も知らずに悪い音作りをするのと、敢えて作るのとは意味合いが全く違ってきますし、聴いている方もそれなりにわかるものです。
結論。全てにおいて、「程々」が得策だと思いますよ^^
深くかけまくって遊ぶのは、一人の時だけにしましょう(笑)
初心者がやってしまいがちな3拍子。
これはオーディオの影響が大きいのかと。
今はほとんど使われなくなってしまいましたが、以前カセット・テープというメディアがありました。大抵、ダビング(コピー)を繰り返したり、CDからテープへダビングすると、回数が増えるごとに高音域が削られてしまっていました。
現在でも、MP3ファイルなどのビットレートを下げると、高音域に影響が出てきます。
これらの一連の影響の補正のために、イコライザーやトーン・コントロールで高音域をブーストする場合が多いようです。
ましてやCD等の音源は、MIXやトラック・ダウン時に音に加工を施したものがほとんどで、実際のギター・サウンドとはかけ離れている場合もあります。これらの音で、さらにイコライザー処理されたモノを参考に音を作り始めると、ドンシャリ気味になるのは当然なのかもしれません。
ところでドンシャリとはどのような音なのか?
ドンシャリとは低音域(BASS)と高音域(TREBLE)をブーストし、中音域(MIDDLE)をカットしたサウンドです。グライコで作ると、V字型の設定になります。
初心者の場合、これが極端なV字型の設定のような音になっている場合が多いです。エフェクターのTONEを上げ、さらにイコライザーで高音域をブーストしたような硬くて聴き辛い音です。とても「敢えて」作っているような感じではない場合が多いです。
高音域をブーストし、中音域を削ると音がヌケる感じがしますし、例えばエンハンサー(エキサイター)も高音域(倍音)を操作するエフェクターですが、これらの効果やイメージが、より極端な設定に拍車をかけているのかもしれません。
これはあくまでも個人的な意見かもしれませんが、動画サイトなどのBOØWYや布袋氏のコピーやカバーを観ていても、硬めの音の人が多いですね。数曲なら良いのですが、あのような音を例えばライヴなどで長時間聴かされたら・・・。と思うような耳が疲れてしまいそうな音が多いです。
ギター・サウンドのキモは中音域にあると思います。ココを上手く使った、言い方は悪いかもしれませんが少しコモったくらいのサウンドの方が、何曲も演奏する場合は聴きやすかったりもします。設定によってはヌケにくくなってしまう場合もありますが・・・。この辺がホント、キモです。
エフェクターのTONEやTREBLEの上げ過ぎには注意してくださいね。
キレイな音も大事かもしれませんが、ギターらしい、そして聴きやすい音も同様、大事です。
初心者が音作りをする際、やってしまいがちな3拍子。
BOØWYをコピーする場合は、歪みはエフェクターで作ることになると思います。
アンプも歪ませて、さらにエフェクターでブーストというセッティングは(人によってはするかもしれませんが)普通はしません。
エフェクターのみで歪ませるとしても、機種によっては深く歪むモノもあります。
歪ませ過ぎると、音量が小さくても音の伸びは良いし、なんとなく自分が上手くなったような錯覚に陥るかもしれません。
しかし、こういうサウンドはピッキングのニュアンスも潰れてしまうし、少し速めのフレーズになると何を弾いてるのかもわかりません。演奏の表情も何も無い、ただ耳障りな音なだけ・・・。という結果にもなりかねません。さらに腕の上達にも悪い影響を与えることになってしまいます。
とりあえず、ギターのヴォリュームはフルにしておきましょう。ヴォリュームが小さいまま歪みを得ようとすると、無意識に歪ませ過ぎる結果になっていたり、ノイジーになってしまいます。
また、BOØWYの場合は曲によってヴァイオリン奏法も使用するので、フルにしておかないと中途半端になったり、元のヴォリューム位置を把握しにくくなってしまいます。
エフェクト側のヴォリュームは、ONとOFFの音量差のバランスを取るために使用します。全体の音量はアンプの方で調整しましょう。エフェクト側で全体の音量を決めてしまうと、ON、OFF時の音量に極端な差が出たり、ノイズやハウリングを誘発する危険性があります。
また、次の項でも書きますが、TONEの上げ過ぎにも注意したい所です。
ディストーション・サウンドはクリーン・サウンドに比べてヌケているのかヌケていないのかがわかりにくいので、アンプの真正面の位置に立ち、さらに離れてみましょう。そうするとTONEを上げすぎている場合、聴きづらい音に聴こえてしまうハズです。
今日も眠いし、熱中症もどきなので続く(爆)