BOØWY関係の話題や、ギター弾きの個性とは何ぞ?をテーマに書いてます。ココに書いてある内容は、あくまで俺の意見であり、皆様に押し付けるモノではありません。加筆・修正することもあるのでたまに過去の記事を読み返すと面白いかも・・・? Driving the TEJ !
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このライヴの後、メンバーを変えて再びBOØWYのコピー・バンドを組みましたが、あのようなエキサイティングな出来事は最初で最後でした。ホントに良い経験をさせてもらったと思ってます。
BOØWYをコピーしてて、例えばソロとかをアレンジして弾いても「お~!」と思う人と、「もしかして弾けないからごまかしてる?」と思う人がいるみたいでさ(笑)
だからつい、普通にアレンジするんじゃなくて突拍子も無いことしなきゃわかってもらえないのか?とか、色々悩んだ時もありましたね。
ピッチ・シフターのフィードバック上げまくって変態サウンド作ったり、ディレイでハモってみたり、色々してたな(笑)
中には全く同じ演奏でないと認められない的な人もいたりして。
「ソックリ」と言われてもそんなに嬉しくないのは、こういった意見からの反動もあるのかもしれません。
それこそ、以前書いたけど俺は布袋氏じゃないし、「(音燬)らしいギターだね」と言われたほうがよっぽど嬉しいっていうか。
コピーでそれを求める俺がおかしいのかもしれないけど、でも、何にせよ「その人らしさ」ってあると思うんだよね。
何て言ったらいいんだろ。語弊があるかもしれないけど、いつも言うんだけどキレイな音って面白くない。美人は3日で飽きます(笑)。
布袋氏のコピー(カバー)してる音を聴く機会がよくあるけど、みんな似たような音で個性が無いと言うか・・・、勿論、おっ!?と思うような人もいますよ。技術的に上手い人もいっぱいいます。でも、ほとんどの場合同じように聴こえる感じです(テクニックとかじゃなく基本の音色とかが)。
偉そうに書いて申し訳ないですが他の人にしてみたら、俺の音がありがちとか汚い、悪いって言われるのもしょうがないですけどね^^;
まぁ、でも俺は俺なりに誰にも真似出来ない(しにくい)、作れない音、弾き方ってのを目指してはいます。歪み1つ取っても、どうやったらこんな音になるのん!?的なさ。
それが多少聴き辛い音であっても、俺の個性として貫きます。それは昔から。まだまだですが・・・。
コピー(カバー)だから同じような音になって当然だろ!って意見が大半だと思うけど、でも個性って、やっぱり大事だと思うわけで。バンドを通じて強く感じました。
とにかくワールドワイドに行きましょう!(笑)
海外の人がよく言うでしょ?
「日本人はどうして皆同じような格好してるんだ?」って。
はい。余計なお世話でした(笑)
さて・・・、いよいよエフェクターの話に行きますか・・・。
いよいよ出番。
今回は演奏の前に簡単なインタヴューがあった。ラジオ、そしてテレビ放送もされるので、カメラも動いていた。
一応、リーダー?のTAKAがインタヴューに答える。
TAKAは、このライヴのために「FUNNY-BØYS」のフェイス・ペイントを施していた(笑)
MCも早速ソコを突っ込む(笑)
「FUNNY-BØYS最高!」
・・・素人丸出しだ(爆)
俺は音を出したかったんだけど、ブンッてやったら「シーッ」てされたので(爆)、仕方なくジッとしてた。そのうち演奏を促され、結局アンプに触れられずに、前のバンドのセッティングのまんまで演奏せざるを得なくなってしまった。
「はぁ・・・」
1発目はIMAGE DOWNだ。
調子は悪くない・・・。が、音が少々イメージと違うので気になる。
ギター・ソロ。
真ん中に歩いていく。スポットライトが俺1人を照らしている。
「俺ってスゲ~ッ!」
いや、別に俺が凄いわけではない(爆)。ライトは眩しかったけど、凄く気持ちよかった。
後でTAKAが絡む。
そしてソロ明け、ベースとドラムの一騎打ち。
この間にアンプのツマミを回した。
その後TAKAと俺で客を煽るが反応はほぼ無し(笑)。まぁ、俺らだけを観に来てる客とは違うから当たり前なんだけど。
TAKAと目で合図。ギターが入ってエンディングへ。
次はいよいよONLY YOUだ。
HIROAKIのカウントが入る。
ダダダダ・・・・♪
「あ・・・・・」
HIROAKIが明らかに走っている。
・・・結局、出だしで大失敗・・・。
TAKAが歌いだし、そこからギターをかぶせる。
最悪の展開。
ステージの裾でスタッフがこける仕草を見せる。
イラッ!
・・・その後も少し噛み合わない箇所が出て、出来はお世辞にも良いとは言えなかった。
「終了~(笑)」
一通り出場バンドの演奏が終わると、審査が始まった。
その間、プロのアーティストがステージに立って歌ったんだけど、誰だか忘れた(爆)。確か女性だったんだよな~。
TAKAのテンションが異様に高くて、ステージ上のアーティストに大きな声で黄色い声援を贈っていた(笑)
もはや、結果などどうでも良い様子だった。ってか、あんな演奏で選ばれるはずが無いとわかっていたのだろう(笑)。勿論、俺もそう思っていた。
そして結果発表。
・・・俺らのバンドの名前は呼ばれなかった。
TAKAは最後までテンションが高かった(笑)
俺も演りきったって気分で一杯だった。他の皆もきっとそうに違いなかった。
とりあえず、これで一先ずこのバンドの活動は終了となる・・・。
またまたやってきました、本番当日!(笑)
この日は天気が良かったのを覚えている。
曲はといえば、ハッキリ言って完璧とはほど遠い状態だった。
TAKAも少々、選曲に関しては後悔があったようで・・・(笑)
「とにかく楽しもう!」
そう皆で決めた。
前回見たスタッフの顔もちらほら見える。
何やら台本のようなものを持った、いかにもな男が指示を出しまくっている。
音を出して、微調整する。
「こんなもんかな」
・・・が突然スタッフが駆け寄ってきて、コンプのレベルツマミやら何やらを回しやがった!(笑)
「ちょいちょい!」
何も無かったように走り去るスタッフ。
「相変わらずですね(苦笑)」
リハでは心配の種であるONLY YOUをプレイした。
出来は・・・。
中々じゃん!
うまく行く気がした。
・・・しかし広い。当時ワイヤレスシステムだったら、走り回っていたかもしれない(笑)
いよいよ本番が近づく。
どうなるのか・・・?
この時点では神のみぞ知る・・・ってやつだった。