BOØWY関係の話題や、ギター弾きの個性とは何ぞ?をテーマに書いてます。ココに書いてある内容は、あくまで俺の意見であり、皆様に押し付けるモノではありません。加筆・修正することもあるのでたまに過去の記事を読み返すと面白いかも・・・? Driving the TEJ !
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今日7月2日は、BOØWYがワンマンで初の武道館公演を行った日ですね。
あれから25年かぁ・・・。
さて続きです。
揺らし系や空間系は大抵、歪み系の後に繋げると思いますが、前に繋げた場合、歪み方にウネリが生じます。勿論、普通に後に繋げた場合は歪んだ音全体に効果がかかりますね。
このように、コーラスやフランジャーのようなディレイ・タイムが短いエフェクトは歪み系の前に繋いでも、それなりに面白い効果は得られます。
しかし、ディレイ・タイムが長い、例えばリピート・ディレイ等を得るために、ディレイを歪み系の前に繋ぐとどうなるでしょう?
歪み系のエフェクトはいちいち、コレが原音、コレがディレイ音などと区別はしてくれません。その結果、全てを歪ませてしまいます。一種の余計な歪みが生まれてしまうわけですね。要はキタナイ音に聴こえてしまうのです。
この状態はアンプで歪みを作っている場合も同様です。こういう時のために、センド・リターン端子があるのです。
アンプの歪みはプリ・アンプ部で作られます。その後パワー・アンプ部を通り、音が出力されます。センド・リターン端子はこの2つの間にあるので、歪み系の後に空間系を繋ぐのと同じ理屈になるわけですね。
ただし、以前にも書きましたがアンプのセンド端子からはギターからよりも大きなレベルの信号が出力されているので、コンパクトのエフェクターを繋いでしまうと不要な歪が発生する場合があります。
どうしてもコンパクトをアンプのセンド・リターンにつなげたい場合は、レベルを調節できるセレクター等を繋ぎ、レベルを下げてやると良いでしょう。
さらにもう1つ、ヴォリューム・ペダル。
コレは歪み系の前に繋ぐと歪みの深さと音量をコントロールでき、後に繋ぐと歪みの深さは一定で、音量のみをコントロールすることになります。
関連する話題として、ヴォリューム・ペダルは、空間系と一緒に使用する場合は注意が必要です。
空間系の後にペダルを繋いでしまうと、ヴォリュームを絞った際にディレイ音も絞ってしまうので、不自然な感じになってしまいます。
ディレイ音を生かしたい場合は、空間系の前に繋ぎましょう。コレはノイズ・ゲートでも同様です。
さらに次回。