BOØWY関係の話題や、ギター弾きの個性とは何ぞ?をテーマに書いてます。ココに書いてある内容は、あくまで俺の意見であり、皆様に押し付けるモノではありません。加筆・修正することもあるのでたまに過去の記事を読み返すと面白いかも・・・? Driving the TEJ !
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さて、布袋氏がBOØWY期に使用していたコンプは、BOSSのCS-2やGUYATONEのPS-021、KORGのCMP-1辺りが有名ですね。
布袋氏といえばハーモナイザーや空間系等、主にWET系のエフェクターの使い方に気をとられがちになりますが、意外とこのコンプもBOØWYサウンドに大きな影響を与えていると考えています。
よく「クリーン・サウンドなのに少し歪んだような感じ」とか「ブンブンいってる感じ」と表現されますが、アレは歪み系をブースターとして使って得られるサウンドではないと俺は思います。アレは恐らくコンプによるサウンドでしょう。BAD FEELINGのリフ等は、正にコンプで作ったサウンドです。
ジャズコを軽く歪ませていたという考察もあるようですが、俺はアンプは完全なクリーンだったと想像します。
JC-160にセンド・リターン端子があるのなら、アンプのゲインを上げていても空間系はセンド・リターンにブッ込めば問題ないのですが、恐らく当時使っていたJC-160にはセンド・リターンは無いと思います。
すなわち、エフェクターは全てジャズコのINPUTに行く前に接続されているわけです。それなのにアンプをクランチさせているとどうなるでしょう?
例えばディレイなどはアンプの歪みによって原音もディレイ音も何もかも歪ませてしまい濁ってしまいますし音作りしにくいと思います。・・・果たしてサウンドにコダワリがある当時の布袋氏がそのようなセッティングにするでしょうか?
クランチなら出音に濁り等の影響が少ないとしても、一般的に考えてクリーン・セッティングが妥当かと。
そういえば、どこかでCASE OF BOØWYの時、PS-021をジャズコのセンド・リターンに接続していたという記述を目にしましたが、普通に考えたらあり得ないです(爆)
アンプのセンド・リターンは主にライン・レベルのラック・マウントのエフェクター(主に空間系)を繋ぐためにある端子です。ココにコンパクト・タイプのエフェクターを繋いでもレベルが違うので、おかしな事になってしまいます。最近のジャズコにはレベルを変更できるスイッチが付いているみたいですが、当時のジャズコに付いているとは到底思えません。それ以前にセンド・リターン端子が無いかと(笑)。あの端子が付いたのって、電源のスイッチがピン・スイッチからプッシュ・スイッチに変更されてからでしょう?後付けしたという可能性も無きにしも非ずですが・・・。
だとしてもセンド・リターンにコンプ・エキサイターって(爆)リターンに接続ってんなら「まだ」わかるけど・・・。そうする必要性があるのか?メリットが考え付かない・・・。これは接続順うんぬん以前の話ですぞ(爆)
布袋氏がそんな素人みたいなことするのか・・・?もしかして敢えて・・・?だとしたらごめんなさい^^;
でももしそうだとしたら、PS-021だけでなく、レベルを合わせるために何か他のモノもかましてるはずだけど・・・。
やっぱり俺的にあり得ないな(笑)
まぁ、そういう俺も、センド・リターンに歪み系繋げて遊んでたけど(爆)でも布袋氏がそういうことするとは思えません。
え~と、次回に続く(笑)