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BOØWY CØLUMN - ボウイ コラム

BOØWY関係の話題や、ギター弾きの個性とは何ぞ?をテーマに書いてます。ココに書いてある内容は、あくまで俺の意見であり、皆様に押し付けるモノではありません。加筆・修正することもあるのでたまに過去の記事を読み返すと面白いかも・・・? Driving the TEJ !

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最後にもう1つ、スペックで見られる代表的な用語について。

1.周波数、周波数特性
(Frequency,Frequency Response)

音は一種の振動する波ですが、その振動が1秒間に何回であるかによって、聴こえる音の高さ(大きさではありません)は違います。この1秒間の振動数を周波数(フリケンシー)と言い、「f」と略して書きます。
周波数特性は、アンプやエフェクターなどの電気回路が、どこからどこまでの周波数に対して、どう動作するかを入力と出力の関係で表したものです。
周波数はHz(ヘルツ)という単位で表され、普通の人の耳では20Hzから20kHzくらいの範囲を音として聞き取ることができます。f特グラフで表される他、30Hz~18kHz(±2dB)などと書かれていることもあります。
このf特が悪いと、入力された音の信号がうまく再生されません。

2.入/出力インピーダンス
(Input/Output Impedance)

インピーダンスというのは電気的な抵抗値のことで、オーム(Ω)という単位で表されます。電気的な信号を入・出力する回路には必ず入力インピーダンスと出力インピーダンスがある、と思って間違いないです。
例えばギターの出力は、アンプやエフェクターの入力回路に繋がれます。この時、アンプやエフェクターの入力インピーダンスは少なくともギターの出力インピーダンスの2倍以上ないと、充分に電気の信号が流れないことがあります。
普通、ギターの場合で出力インピーダンスは200~400kΩにもなるので、これを受けるアンプやエフェクターの入力インピーダンスは、低くても500kΩ前後、普通は1MΩ程度にしてあるのが通例です。
これに対して普通のオーディオ機器では、入力インピーダンスが数10kΩから、せいぜい150kΩ程度なので、仮にそういう機器にギターを直接入力すると音が小さかったり、ペケペケした音になってしまいます。
もちろん、これは入・出力レベルが合っている場合の話で、合っていないとインピーダンスは問題なくても大きすぎて歪んでしまったり、小さすぎて聞えなかったりすることになってしまいます。

3.残留ノイズ、S/N比
(Noise Level/Signal to Noise Ratio)

残留ノイズとは、電気回路自体が発生するノイズのことで、外部からの影響で発生する誘導ノイズ(磁気や電波などによる)や、元々の音に含まれるノイズ(例えばピックアップが拾ってしまう誘導ノイズ)とは別のものです。この残留ノイズが少ないほど良いのは当然で、エフェクターの性能を見る一つの目安になります。
残留ノイズはdBm(デシベル・エム)という単位で表され、-94dBm以下などと書かれています。同じようなものに入力換算ノイズというのがあって、こちらも-110dBmなどと書かれています。両者を単純に比較はできませんが、とにかくどちらもマイナスの値の数値が大きいほど良いと思って間違いないです。

また、ノイズの少なさの目安として、もう一つS/N比というものもあります。こちらはS(信号)とN(ノイズ)の差を比率で表したもので、90dBなどとデシベル値で表されます。この場合は単純に数値が大きいほど良いということになります。

4.A/D変換
(Analog to Digital Conversion)

デジタル信号のみを扱うコンピューターに、アナログ信号を処理させるため、あらかじめアナログ信号をデジタル信号に変換するプロセスのことです。
D/A変換というものもありますが、これは逆にデジタル信号をアナログ信号に変換、または戻す回路のことです。
ビット数が大きいほど、高性能と言っていいでしょう。

5.ダイナミック・レンジ
(Dynamic Range)

音の最小音量と最大音量の差のことで、対数関係のdB(デシベル)で表します。
数字が大きいほど音量の大小差が大きい、すなわち高性能ということが言えるでしょう。

・・・全然個別の話に行けない(爆)

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