BOØWY関係の話題や、ギター弾きの個性とは何ぞ?をテーマに書いてます。ココに書いてある内容は、あくまで俺の意見であり、皆様に押し付けるモノではありません。加筆・修正することもあるのでたまに過去の記事を読み返すと面白いかも・・・? Driving the TEJ !
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うぅ・・・。最近リズムが夜型になりつつある音燬です。こんばんは(笑)
左手の指の皮が剥けてきました・・・^^;
こんなにギター弾くの、久しぶりだもんなぁ・・・。ベースやギターを弾き始めた頃を思い出します。
さて、右手編の続きです。
布袋氏が右手を使ったトリッキーなプレイの中の1つに、タッピングがあります。
タッピングというと、ライトハンド奏法を頭の中に浮かべる人が多いでしょうが、ココでのタッピングはちょっと違います。
・・・この段階でピンときた人は、さすがです(笑)
そう、わがままジュリエットの後半のギター・ソロで聴かれる「キュキュキュキュッ」というあの音がソレです。
JUST A HERO TOUR 1986やCASE OF BOØWYの音源で確認できると思います。
さて、ココでのタッピングはピックを使います。
やり方としては、まずピックを弦に対して垂直に持ちます。そして、フロント・ピックアップの辺りからブリッジ方向に向かってピックの角を使って弦をタッピング(弦を打つ感じ)して行きます。ピッキングとは違うので注意してくださいね。
最後辺りにピックをブリッジ方向に滑らせれば、シュッという効果音的な音も出せます。
大体、3弦6フレットをチョーキングしつつ、タッピングするパターンが多いですね。
決まれば中々面白い出音になるのでやってみてください^^
今回はここまで!
↓の動画を見てください。
コレはCASE OF BOØWYのCLOUDY HEARTです。
2:25辺りからギター・ソロが始まります。で、段々手元がアップになっていきます。
そして1弦12フレットのチョーキング、2:44~2:46の「右手」(左手ではないですよ)に着目してください。低音弦側から1弦12フレットに向かって大きく振り下ろしていますよね?
コレはただ大きく振り下ろしている訳ではありません。低音弦側をブラッシングして、E音のチョーキングをより強調しているのです。
2:50辺りにも見受けられますね。
このように、CLOUDY HEARTのソロ1つをとってみても、最初のミュートから始まり、チョーキングやヴィブラート、ピッキング・ハーモニクスにスライド、プリングにチョップなど・・・、たった1つのソロだけでも、これだけのテクニックを使って表現しているのです。・・・深いでしょ?
ただスイスイ弾いてるだけではないのです。
次に俺の音源で申し訳ないのですが、DANCING IN THE PLEASURE LANDです。
2:11からソロがはじまります。
2:31~2:34の音を聴いてみてください。しつこいくらいネットリ弾いてるので(爆)↑のCLOUDY HEARTよりブラッシング音がよく聴こえて分かりやすいと思います。これがチョップ奏法です。
さらに次回へ続きます・・・。
それでは右手編、行きますか(笑)
まずピッキング。
よく「爪が削れるほどハードなピッキング」などと書いてあるのを見かけますが、布袋氏はピッキング・ハーモニクスを爪を使って鳴らしてるんでしょうかね?
それとも、爪が割れるほど強力なピッキングなのでしょうか?(笑)
俺は過去に30曲近くを演奏するライヴをしたことがありますが、そのような経験が無いので何とも言えません。恐らくそれほどハードな・・・ということなのでしょう。
ピックに関してはBOØWY期は三角形、いわゆる「おにぎり型」のピックでしたね。当時はどこの楽器店に行っても「布袋ピック」が必ず置いてありました(笑)
硬さに関しては自分の好きなのを使えば良いかと・・・。ただ、あまりに柔らかすぎるのは鋭くて細かいカッティングには向いてないかもしれません。硬めが妥当でしょう。
次にミュート奏法。
右手の小指側の腹をブリッジに軽くのせて弾くと、スタッカートがかかったような音になります。これがミュート奏法です。布袋氏はコレをうまく使って、プレイにメリハリをつけていますね。
1拍目と4拍目をオープン、2拍目と3拍目は8(分)でミュート・・・というのはよく使われるパターンですね(B・BLUEやNO.N.Y.のAメロなど)。
ミュートは右手がネック側に行くほど顕著になりますが、ブリッジをはみ出すほど内側に右手を置きすぎると音自体しなくなってしまいます。自分でベスト・ポジションを探してみてくださいね。
また、ミュートとオープンの中間くらいの感じを「ハーフ・ミュート」と言う場合もあります。
ヒムロックが歌ってる時はミュートを含んだプレイ、サビやソロになると大暴れ(爆)というのも1つのスタイルでしたね。
それから、BOØWYをコピーしてる人達が意外と見落としてるのではないのかなぁ・・・?と思うのが「チョップ」です。これはチョッパーとはまた別のモノです。名前が似てるので間違えやすいかもですが。
チョップとは・・・。
例えば、1弦12フレットのE音を弾くとします。このE音をただポ~~~ン♪と弾くのではなく、この1弦12フレットの低音弦側からスイープ・ピッキングをするようにブラッシング音を加えてアクセントを付ける奏法をチョップと言います。
勿論、鳴らすのは1弦12フレットのE音のみです。それよりも低音弦側、すなわち5~2弦(弾き始めは6弦でも4弦でもどこでも構いません)はブラッシング(ミュート)します。
う~ん・・・、ちょっと言葉で説明するのは難しいですね^^;
次回、動画を使って解説します。