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BOØWY CØLUMN - ボウイ コラム

BOØWY関係の話題や、ギター弾きの個性とは何ぞ?をテーマに書いてます。ココに書いてある内容は、あくまで俺の意見であり、皆様に押し付けるモノではありません。加筆・修正することもあるのでたまに過去の記事を読み返すと面白いかも・・・? Driving the TEJ !

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しかしココ最近の記事、読み返してみると、どんだけ上から目線で書いてんのさ。自分(爆)
いやはや^^

以前に外観によるエフェクターの区分を書きましたが、今回は効果による区分について^^

1.エンヴェロープを変化させるエフェクター

エンヴェロープとは音の波形のことです。ギターの波形は最初に高い山があり、平らな平地(?)が続いた後に減衰していきます。この波形を変形させるエフェクターが、ここの部類に入ります。
コンプレッサー、リミッター、オーヴァー・ドライヴ、ディストーションなどがそうです。

2.周波数特性を変化させるエフェクター

アンプ類にはトーン・コントロールという音質調整用のツマミが付いていますね。これを操作すると、高域や低域をブーストしたり、逆にカットしたりできます。これは周波数特性を全体的、あるいは部分的に変化させていることになります。
このようなトーン・コントロールの機能をより細かく自由にできるようにしたのがグラフィック・イコライザーやパラメトリック・イコライザーと呼ばれるエフェクターです。イコライザーはこの部類のエフェクターになります。
また、ワウ・ワウ、エキサイターなどもこの部類の仲間です。

3.ディレイ系のエフェクター

ディレイというのは音のタイミングを遅らせるエフェクターのことです。山びこを思い出してみてください。あの現象を電気的に作り出すのがディレイです。
この原理を応用して登場したのがコーラスなどの揺らし系、ピッチ・シフターなどのエフェクターです。
リヴァーブも原理的にはディレイを応用したものですが、効果としては別物として考えるのが妥当です。

4.その他のエフェクター

大抵のエフェクターはこれまでの分類に当てはまるのですが、それ以外にも便宜的にエフェクターとして扱われるモノもあります。
大体はイクイップメントの一部としてエフェクターと同じ扱いで紹介されているモノ、例えば音量やパラメーターを制御するヴォリューム・ペダルやチューニングのためのチューナー、電源を供給するパワー・サプライなどがこの部類に当てはまります。

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エフェクターの種類を細かく分類して行く前にもう一度理想の音について・・・。

まず、自分の思い通りの音が出ないのは即、エフェクターのせいだと思っていませんか?
もしそうなら、それはちょっとどうでしょう・・・。
以前にも書きましたが、エフェクターは「元々の音に効果を与えるモノ」です。

例えば音が痩せると言いますが、それは当たり前のことなのです。音が痩せないエフェクターなどありません。勿論、機種や繋ぐ数によって程度はありますが、よほどのものでない限り、気にするレベルでもないと思うのですが・・・。気になる人は気になるみたいですね。
それで気持ちよく演奏できないなら仕方ないのかもしれませんが、俺的にはロックにそんな神経質なポリシーは要りません(笑)

これと同じような事例で、「音が太いディストーション」などという言葉を見たり聞いたりしますが、コレは言葉的に間違いです。・・・というか、そんなものありません(笑)
大抵の場合はA社とB社を比べるとA社の方が太いみたいな感じで使っているのだと思います。
それはわかりますが、太い音を作るのはギターとアンプです。特にアンプが影響すると思います。勿論、技術面も影響するでしょう。あと意外とシールドもです。
元々芯が細い音のギターで太い音を出すのは極めて困難です。イコライザーで太くしたい音域をブーストしたとしても、ソレは悪い言い方ですが細い音をごまかしているだけのことで、実際に音が太くなっている訳ではありません。

本当に使えないエフェクターは実際使えませんが、確率的には少ないんじゃないでしょうか?
そして次々と買い揃えて使わないモノばかりになるのはもったいないし無駄です。そういう人はどれもこれも中途半端になるでしょう。
また、納得行かない音を改善するために新しいエフェクターを買い、結局改善できずにまたエフェクターを買う・・・、そして繋いで繋いで・・・。コレも無駄ですね。
何もかもエフェクターに頼る音のコーデ(音作り)は百害あって一利無しです。

まぁ実際問題、現在発売されているコンパクト・タイプのエフェクターが数個あれば、プロの音に迫ることは可能です。
思った通りの音が出せないのは、もしかしたらセッティングがおかしいのかもしれません。
使用しているエフェクターのことを本当に熟知して使いこなしている自信はありますか?
繋ぐ順番は色々試しましたか?
それよりもギターをちゃんと弾けてますか?ディストーションを切ってクリーンで弾いたとき、変なビビリがでてませんか?ツブはそろってますか?
ピッキングの角度、強さはどうですか?同じく押弦の方は?
MTRやラジカセで録音してみるのもいいでしょう。そうやって自分のプレイにもキチンと目を向けてみてください。
あ、CDに合わせて練習してる人は特に録音してチェックしてください(CD無しで)。CDに合わせて弾いてると、補正効果?みたいなのがかかって、弾いてる方も上手くなったような錯覚に陥りますし、聴く場合もアラが補正されて上手く弾いてる錯角に陥りますから。音質もしかりです。

最後に、ハッキリ極論を言ってしまえば人間が弾いているのですから、例えば同じ機材、条件で弾いたとしても音が違って当たり前なのです。同じになったら逆に気持ち悪いですよ(爆)。
もしあなたが憧れのミュージシャンの音を真似したいと思っているのなら、このことも覚えておいてください。

例え最初はうまくいかなくても、色々勉強や経験してあれこれ試行錯誤してくうちに、自分の気持ちいい音がみつかるハズです。それを大切にして膨らませていってください。
無駄なことは省ければ一番良いのですが、中々そうも行きませんね^^;
まぁ、実は無駄なことなど無いのかもしれませんが。それはある程度結果や成果を残してこそでしょうけどね。
そして、一番大切なこと、ギターを楽しむことを忘れないでくださいね。

では、次回からエフェクターを細かく見て行きましょうか^^

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エフェクターはその外観から大きく分けて、3つに分けることができると思います。

まずはポピュラーなコンパクト・タイプについて。このタイプは小型で操作も簡単、値段も安いという特長があります。たいてい床にセットしてオン・オフはエフェクター自体についているフット・スイッチを踏んで行います。また、コンパクト・タイプでも1台で数種類のエフェクトが使えるという複合タイプのモノもあります。

次にフット・マルチ。このタイプはコンパクトがいくつか組み合わさった感じになっており、アンプの挙動をシミュレートしたモデリングというシステムを搭載したモノが主流となっています。性能に関しては以前のモノに比べて格段に良くなり、価格も比較的安価になりました。使い心地はどちらかというとコンパクトに近いですが、コンパクトとラック・マウントの中間と言ったところでしょうか。

最後はラック・マウント・タイプ。性能、機能の面は充実していますが大きく重く、持ち運びが大変です。また、価格もまだまだ高いです。
以前はラック・マウント・タイプをそのまま半分のサイズにしたモノやボードに組み込んだモノなど様々な種類もありましたが、現在は先の3種類が主流になっていると思います。

さて、コンパクト・タイプとラック・マウント・タイプのエフェクターを比べたときに、まず違うと思うのは価格でしょう。

例えばディレイ。どちらとも専門機だとします。前者は1万円そこそこで購入できますが、後者は数十万円したりします。フット・マルチなどはその中間くらいでしょうか。
試奏してみると、差があるような無いような。スペックを見てもたいした差は無い感じ・・・。
結論から言うと、値段が10倍なら出音も10倍良い・・・とは言い切れません。
では何が違うのでしょうか。

一般的にコンパクトに求められるのは、性能に対してなるべく安く、サイズがコンパクトであること。操作が簡単で高性能であることです。
それに対してプロが使うようなラック・タイプのモノは、高性能で常に安定動作が望め、丈夫であり細かい音色設定ができ、かつ保存できることが求められます。

現実には好みや持ち運びの面、そこまでの性能が果たして本当に必要なのかということを考えると、一概に高いモノを買ったほうが良いとは言い切れません(ドンズバについても同じです)。
「チョット」の差を追求する必要があるのかどうか、よく考えてからエフェクターを購入しましょうね。

また初心者がイキナリ、ラック・マウント・タイプのエフェクターを購入しても、ハッキリ言って使いこなせないと思います。
例えがオカシイかもしれませんが、小学生の算数を解けない人が中学生の数学を解けるでしょうか・・・?
普通だったら無理ですよね。
仮に使えたとしても、例えば好きなアーティストと同じ通りの使い方しか出来なかったり、その性能の半分も引き出せない使い方しか出来ないと思います。
別にそれが悪いというわけではないのですが、せっかくの高性能エフェクターなのに、もったいないでしょう?(笑)

最初は比較的使いこなしが楽なコンパクトやフット・マルチで遊んで、エフェクターの知識をある程度身に着けてからでないとパラメーターの意味等、全く理解できないと思いますから、この辺のこともよく考えてくださいね^^

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