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BOØWY CØLUMN - ボウイ コラム

BOØWY関係の話題や、ギター弾きの個性とは何ぞ?をテーマに書いてます。ココに書いてある内容は、あくまで俺の意見であり、皆様に押し付けるモノではありません。加筆・修正することもあるのでたまに過去の記事を読み返すと面白いかも・・・? Driving the TEJ !

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フェイザーはフェイズ・シフターとも呼ばれ、コンパクト・タイプの先駆けとして70年台には爆発的な人気があったエフェクターです。
しかし現在ではあまり耳にすることが無くなったエフェクトかもしれませんね(少なくとも俺は)。BOØWYのコピーでも使用する機会は無いと思いますが、個性を求めたい人は使ってみると面白い発見があるかもしれませんね。

さて、フェイズとは位相のことです。
原音に対し、超ショート・ディレイによって作られた、位相のずれたシングル・ディレイ音を加えます。そうすると原音の波形と位相のずれた(シフトされた)波形によってウネリが生じ、それによって空間的な広がりを得られるフェイザーの効果が生まれるというわけです。このような仕組みからフェイズ・シフターと呼ばれるんですね。
効果ですが「シュワ~ン・シュワ~ン」という独特の浮遊感がある効果音が特徴です。また、設定次第ではロータリー・スピーカーのトレモロ効果のような演出も可能です。

コーラスやフランジャーとやや効果が似ているような感じも受けるかもしれませんが、フェイザーは位相の変化を複雑なものにしているため、実際には全くの別物でニュアンスも違います。

※フェイザーで使われる主なパラメーター※

  • RATE - フェイズ効果のスピードを調節。
  • DEPTH - フェイズ効果の深さを調節。
  • RES - フィードバックの量を調節。

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ディレイ関係をもういっちょ!

①サウンド・オン・サウンド

コレは現在ではコンパクト等の単体でも専用機が発売されてますね。
要はループ機能のことで、例えば何かリフを弾いてソレを記憶させます、今度は記憶された音に合わせて簡単なフレーズを足し、更にソレを記憶、再びその音に合わせて演奏・・・という具合に1人でセッションをしてるような演奏が出来るシステムです。
高機能なモノはディレイ・タイム(記憶する時間)が長く取れ、更に複数の音を記憶させることができます。
また機種によっては記憶させたフレーズをリヴァースで再生させたり、スクラッチ風に再生させたりすることもできます。
コンパクトのデジタル・ディレイにも簡易的なループ機能が搭載されているモノもあるので、ココに記載しました。

例えばBOSSのDD-3なんかは俺が初めてループ機能(と言っても非常に簡易的なモノ)を経験した機種です。このエフェクトの場合はホールド機能と呼ばれていて、このモード時はペダルがアン・ラッチ(踏み込んでいる間のみの効果)になる仕様で、ディレイ・タイムも最長で800ms、記憶できる音数も1つだけでした。それが今や・・・(笑)。でもコレはコレで当時は凄い機能だったわけですよ・・・。ちなみにMY HONEYやTHIS MOMENTでよく使ってましたね(俺がです・笑)。

②ディレイ・エンハンサー

これはダブリングよりも更に短いディレイ・タイムを使用します。ちなみにフランジャーでも近い効果を得ることができます。
ディレイ・タイムは0から順に上げていき(上限は大体10ms前後くらいまで?)、好みのサウンドのタイムで止めます。フィードバックは勿論0で。少しくらいなら上げても面白いですがクセの強いサウンドになるので注意。
フランジャーで試す場合は、全てのツマミを0~2くらいに合わせるだけ。この時にRESONANCE(レゾナンス)を上げると、金属的な響きを得られますよ。
ちなみにYouTubeに上げてるMEMORYGIGOLO & GIGOLETでは、この設定を使ってます。

③ペダル・アサイン

最近のマルチなら、ほとんどできると思いますが、例えばペダルにディレイのパラメーターのディレイ・タイムをアサインさせます。そしてフレーズを弾きながらペダルを足でグニュグニュすると・・・?
・・・あ、機種によっては何の変化も無い場合もあります(爆)。
他にもピッチ・シフターでピッチをアサインしてみるなど(簡易ワーミー)、色々なパラメーターをペダルにアサインさせてみると面白いですよ。

話は180度変わりますが、今日、十数年ぶりにピックを買いました(笑)。
ってか、布袋ピックってまだあるんね。ビックリ(笑)。
もちろん、1枚・・・
・・・・・
・・・・・・


も買わなかったデス(爆)。

買ったのはオニギリ型のFenderのHEAVYとFERNANDESのHEAVY。材質は忘れた(爆)。
FERNANDESの方は中央に滑り止めが付いてて、イイかなぁ~・・・?と思って買ってみたんだけど、いざ弾いてみるとカッティング時はフィットして良いんだけど、例えばピッキング・ハーモニクスをチョット出したいな~ってときに、何かひっかかって不便(笑)。
まぁ宅録のカッティング時には重宝するかも。

・・・ってなわけで以上です(笑)。

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ココからの使用法は変則的というよりも、それぞれの機種固有の使用法と言った方が良いかもしれませんね。


①ピンポン・ディレイ

ディレイ音が左→右→左→右→・・・のように左右交互に出力されるディレイのことで、クロス・ディレイとも言われます。
パンニングという、音が左右に飛び交うエフェクトがありますが、ディレイ音のみでパンニングさせるような感じですね。あまり使いすぎると音の定位がぼやけてきたり、気持ち悪くなったりするので控えめに・・・^^;
勿論、ステレオでないと意味がありません(笑)。

②マルチタップ・ディレイ

複数の定位や出口を持ったディレイのことで、右から左へ移動するディレイや(勿論、逆も可能)、ヘッド・フォンを使用したときに、頭の中をグルグル回転するようなディレイを作ったりもできます。
また、設定次第ではディレイ音でリズムを刻んだりもできます。が、これもあまり使いすぎると気持ち悪くなる危険性をはらんでます(笑)。

③ダッキング・ディレイ

ノイズ・ゲートのようなゲートを持ち、ある一定の音量以上ではディレイがかからず、ブレイク時などの音の切れ目にディレイがかかるというトリッキーなディレイ。
例えば高速のフレーズを弾いている時にはディレイがあると邪魔になるけど、バシッと決めた後のブレイク時や繊細なスロー・フレーズにはディレイがかかってくれる・・・。という設定が可能。

④モジュレーション・ディレイ

一般的には、ディレイ音のみにモジュレーション効果がかかるモノのことを言います。コーラスとディレイを繋げて出す出音とは明らかに効果が別物。
ディレイ・タイムを長く取るとエグさ抜群(笑)。

⑤リヴァース・ディレイ

ディレイ音が逆再生風になって出力されるディレイ。
このエフェクトも決め打ちで使った方が効果的かと。何事もほどほどに・・・。

⑥発振サウンド

布袋氏がアナログ・ディレイでコレやってますね。「クヮックヮックヮッ・・・♪」ってやつ(何て表現していいか・・・笑)。あれはホールドではなくて発振です。
デジタル・ディレイでも可能ですが、アナログの場合は徐々に音が不明瞭になって行くのに対し、デジタルでやると音が鮮明なままです(長所がアダに・笑)。また、設定によっては音量も徐々に上がってしまうので、早くOFFにしないと危険です(笑)。
発振させた後に、ツマミを回しても面白い効果になりますよ。

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