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BOØWY CØLUMN - ボウイ コラム

BOØWY関係の話題や、ギター弾きの個性とは何ぞ?をテーマに書いてます。ココに書いてある内容は、あくまで俺の意見であり、皆様に押し付けるモノではありません。加筆・修正することもあるのでたまに過去の記事を読み返すと面白いかも・・・? Driving the TEJ !

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パラメトリック・イコライザーはパライコとも呼ばれています。

パライコはグライコのように容易にセッティングできない代わりに、自分でイコライジングの中心ポイントの周波数を選べるので、思い切った音作りはもちろん、ポイントを絞った使い方もできます。
本物の、というか本来のパライコは変化カーブの特性そのものも自由に変更できます。

トーン・コントロールでもグライコでも、ブーストまたはカットするとき、その中心周波数だけが変化するわけでなく、ある程度の幅を持っています。この幅が広いと、例えば1kHzだけをイコライジングしようとしても、500Hzや2kHzもそれなりに変化してしまうのです。
どうしても1kHzだけをイコライジングしたい場合はどうしたらいいのでしょう?
そういう時はパライコの出番です。パライコでカーブの幅を狭く(鋭く)すればピン・ポイントだけをイコライジングできるというわけなのです。

使い始めは取っ付きにくいかもしれませんが、慣れてしまえばグライコよりも重宝する存在になると思いますよ。俺はそうでした(笑)

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グラフィック・イコライザーはグライコとも呼ばれ、基本的に分割される周波数帯域が多いほど高級で、イコライジング量(±12dBとか±15dBとか表示されています)の大小、S/N比の良さなどが重要なポイントになります。
しかし、やたらと分割バンドが多い方が良いとも言えません。確かな耳が養われないまま、例えばどの周波数帯が音色にどのような影響を及ぼすのか聞き分けられないのに、イキナリ分割バンドが多いグライコを使用しても、おそらく何が何だかわからず使いこなせないでしょう。

大体のコンパクト・タイプは多少の違いはありますが、100Hz、200Hz、400Hz、800Hz、1.6kHz、3.2kHz、6.4kHzの7バンドのものが主流になっていると思います。これはギターの音作りに重要な周波数ポイントを選んであるのです。
大まかに音域を分けると、100Hz、200Hzが低域、400Hz、800Hzは中域、1.6kHz、3.2kHz、6.4kHzは高域。という感じになるでしょうか。
コレを踏まえて各周波数帯がどのような音色の特徴を持っているかを確認しながら、イコライジングするのが、グライコを使いこなす肝になると思います。

先ずはとりあえず全てをフラット(0の位置)にし、各周波数のツマミを1つずつ上下いっぱいに動かしてみて(フルブースト&フルカットしてみる)どのようにトーンが変化するか確かめてみましょう。
それから、必要な音域をブーストしたり、不必要な部分をカットしたりします。
全てをブーストして、要らない部分をカットしていく方法などもあります。各自が使いやすい方法を見つけ出してみてください。

また、グライコはオーディオ機器のトーン・コントロールのように、イコライジングしたカーブを直接、視覚的に確認できるので、その点初心者にも扱いやすいと思いますしセッティングも容易です。
基本的には各周波数帯のツマミが曲線や直線で表されるようにセッティングするのがセオリーな使い方とされています。
例えば800Hzをブーストしたら、その周辺の周波数帯もブーストするなどといった感じですね。
しかし、必ずこのようにセッティングする必要は無いので、自分の気持ち良いセッティングで良いと思います。

用途としては積極的な音作りはもちろん、ライヴでのハウリング対策、複数のエフェクター接続によるハイ落ちの補正など、様々な目的に使用できます。
ノイズ対策には高域のカットが有効、シャープなカッティング向きのサウンドにするには低域をカット、ギターらしいふくよかなトーンを得るなら中域をブーストするなど、自分に合った使い方を見つけ出してくださいね^^

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ワウ・ワウには様々な種類が存在します。ワウ・ペダルやオート・ワウ、タッチ・ワウなどがそうです。

ワウ・ペダルは特定の音域を強調して、その音域をペダルによって連続的に移動させることで、独特の、いわゆるワウ・ワウというサウンドを作り出します。
これはすなわちパライコをブースト側にして、中心周波数を周期的に変化させているような感じですね。なので固定フィルター的な使い方もできます。

オート・ワウやタッチ・ワウは中心周波数の移動をペダルではなく自動的に行うモノで、前者は設定したスピードと範囲で行い、後者はピッキングの強弱に連動して変化します。

他にも特殊なモノでマウス・ワウというモノがあります。トーキング・モジュレーター、トーキング・ボックスなどとも呼ばれています。
仕組み的には、小型のギター・アンプのようなモノで、そのスピーカーからの音はチューブを伝わってギタリストの口に行きます。ギタリストが口を動かしたり、声を出したりすると、口の中での共鳴の具合と声などによってギターの音がワウ風に変化し、その音をヴォーカル用のマイクで拾って、通常のギター・アンプの音とミックスしたりして出力します。
少し複雑でメーカーによって仕様も違うようですが、基本原理はあまり変わらないようです。

BOØWYをコピーする上では必要の無いエフェクターですが、使ってはいけないという決まりは無いので(当たり前・笑)、カッティング時等に使って他の人達と差を付けるのもいいかもしれませんね^^

※オート・ワウやタッチ・ワウで使われる主なパラメーター※

  • RATE - ワウの周期の速度。
  • DEPTH - ワウの効果の深さ。
  • MANUAL - ワウがかかる周波数帯。
  • SENS - ワウのかかり具合の感度。

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